当日上映(撮って出し)とは?その日のうちに映像を流す仕組みと、必要な準備
イベントのフィナーレで、その日の様子をまとめた映像が流れる。参加者が自分の映っている画を見て会場が沸く。
こうした演出は「当日上映」または「撮って出し」と呼ばれます。撮影した映像を後日納品するのではなく、イベント当日にその場で編集し、同じ日のうちに会場で流す方法です。
この記事では、その仕組みと、主催者側に何が必要になるのかを説明します。
通常の納品と何が違うのか
一番の違いは、編集する場所と時間です。
通常の撮影では、当日は撮ることに専念し、素材を持ち帰って編集します。納品まで2〜3週間かかるのが一般的です。
当日上映では、撮影と並行して編集が進みます。会場の一角に編集席をつくり、撮った素材が届き次第つないでいきます。イベントが進行している最中に、すでに映像が組み上がっているという状態です。
そのため、撮影する人とは別に、編集する人が現地にもう一人必要になります。当日上映の費用が通常より高いのは、演出が派手だからではなく、動く人数が増えるからです。
どんな場面で使われるか
- 全社キックオフや社内総会のフィナーレ — その日の熱量が冷めないうちに流す
- 表彰式・周年記念パーティー — 受賞の瞬間をその場で振り返る
- 懇親会・二次会 — 本編の様子をダイジェストで流す
共通しているのは、「後日見る」では意味が薄れる場面だということです。1ヶ月後に届いた映像を見ても、あの日の空気は戻ってきません。
主催者側に必要な準備
当日上映は、映像制作側だけでは完結しません。会場と進行の準備が要ります。
上映する時間枠を進行表に入れておく
これが最も重要です。プログラムのどこで、何分流すのかを先に決めておく必要があります。「時間が余ったら流す」という扱いだと、編集する側は完成の目標時刻を決められません。
会場の設備を確認しておく
スクリーンとプロジェクター、または大型モニター。音声を会場のスピーカーに送る経路。映像を再生する機材と、会場の音響がつながるかは、事前に会場側と確認しておく項目です。
編集席を置く場所を確保する
会場内か、すぐ近くの控室に、編集作業ができる机と電源が必要です。会場によっては別室の手配が要ります。
素材が揃う時刻を逆算する
上映が18時なら、編集を締めるのは17時台です。その時刻以降に起きたことは映像に入りません。「最後の挨拶まで入れたい」という要望がある場合は、進行そのものを調整する必要が出てきます。
よくある誤解
「当日上映=簡単な編集」ではありません。時間が短いぶん、事前の設計が通常より重要になります。どういう構成で、どの場面を必ず入れるかを、当日までに決めておくことになります。
「撮った全部が入る」わけでもありません。限られた時間で組むため、入る場面は絞られます。何を優先するかを先に決めておくほど、仕上がりが安定します。
費用の目安
当社の当日上映(撮って出し)プランは¥178,000〜(税抜)です。カメラの台数、拘束時間、会場の規模によって変動します。
同じ素材でも、当日〜3営業日で納品する即納プランは¥148,000〜、2〜3週間かけて納品する通常プランは¥160,000〜です。納期が厳しくなるほど動く人数が増えるという構造は、イベント撮影の費用はいくら?で詳しく書いています。
EVENT FILMS EXPRESS について
BlueFlame株式会社が運営する、企業イベントに特化した映像制作サービスです。当日上映は最も多くご依頼いただいている領域で、全社キックオフのエンドロールや表彰式の演出映像などを手がけています。
会場の設備確認や進行表への組み込みも含めて、事前の打ち合わせからご一緒します。「当日流したいが、何を準備すればいいか分からない」という段階でのご相談も承っています。
ヒアリングと見積もりは無料です。
企業イベントの撮影・編集・当日上映を承っています。
ヒアリング・お見積もりは無料です。「こんなことできる?」という段階でも構いません。