イベント撮影の費用はいくら?金額が決まる仕組みと、安く抑える5つの方法
社内イベントやカンファレンスの撮影を外部に頼むと、いくらかかるのか。
調べてもはっきりした金額が出てこないのは、同じ「1日の撮影」でも条件によって金額が変わるためです。逆に言えば、何が金額を動かしているのかを知っていれば、自社のケースでどのくらいになるか見当がつきます。
この記事では、その仕組みを4つの条件に分けて説明します。
費用を動かす4つの条件
1. カメラの台数と人員
最も大きく効くのがここです。1台で回すのか、ステージと客席を同時に押さえるのかで、必要な人員が変わります。
登壇者の表情と会場の熱量を両方残したい場合、1台では物理的に足りません。カメラが動いている間、もう一方の画は撮れないためです。「とりあえず1台で」と決める前に、何を残したいのかを先に決めるほうが、結果として無駄がありません。
2. 拘束時間
「撮影は2時間だけ」という依頼でも、機材の搬入・設営・音声の確認・撤収を含めると、現場にいる時間はその前後に伸びます。金額は撮影時間ではなく拘束時間で決まります。
そして、3時間の撮影でも1日の撮影でも、見積もりは1日単位になることがほとんどです。カメラマンと機材をその日は押さえるため、時間が短いぶん比例して安くなる、という計算にはなりません。午前中だけの撮影で半額を想定していると、ここで差が出ます。
3. 納期
ここが見落とされがちです。同じ素材でも、いつ納品するかで金額が変わります。
- 通常納品(2〜3週間) — 撮影後に持ち帰って編集する
- 即納(当日〜3営業日) — 編集の作業者を確保し、他の案件に優先して差し込む
- 当日上映 — 撮影と並行して会場で編集し、その日のうちに上映する
当日上映が高いのは、演出が派手だからではありません。撮影とは別に、その場で編集する人が現地に必要だからです。人が増えれば金額も上がります。
4. 移動と交通費
会場が遠方の場合、移動交通費が別途かかります。前日入りが必要な距離であれば、その分の日当も見積もりに含まれることになります。開催地が決まっていれば、この部分は最初から正確に出せます。
費用を安く抑える5つの方法
見積もりが予算に収まらない場合、値引き交渉より先にできることがあります。費用を動かしているのは前章の4条件なので、そのどれかを緩めれば金額は下がります。何を諦めるかを決める話です。
1. 納期を緩める
最も下げ幅が大きく、失うものが少ないのがここです。当日上映や即納をやめて通常納品にすれば、現地に入る人員や差し込みの手当てが不要になります。イベント当日に映像を流す必然性がないなら、真っ先に検討する価値があります。
2. カメラの台数を絞る
台数を減らせば人員が減ります。ただし撮れない画が確実に出ます。「ステージは押さえるが客席のリアクションは諦める」のように、何を諦めるかを先に決めてから減らしてください。撮影後に「あの場面が無い」と気づいても、取り返しがつきません。
3. 撮影する範囲を絞る
イベント全編ではなく、要所だけを撮る方法があります。冒頭の挨拶と表彰の瞬間だけ、といった形です。拘束時間が短い枠で収まる場合は、スポット撮影(¥80,000〜/拘束4時間以内)のような単位で組めることもあります。
4. 素材を自社で用意して、編集だけ依頼する
社内で撮影した素材や過去の映像があるなら、編集だけを外注する手があります。アフタームービー・総集編(¥88,000〜)や告知映像(¥48,000〜)は、この考え方の価格帯です。撮影の人員費がまるごと消えるので、下げ幅は大きくなります。
5. 複数の映像をまとめて依頼する
オープニング映像とアフタームービーを別々に発注するより、まとめたほうが安くなります。打ち合わせと素材の管理が一度で済むためです。年間で複数回イベントがあるなら、その単位で相談したほうが1本あたりは下がります。
削らないほうがいい部分
逆に、音声だけは削らないことをおすすめします。映像は多少暗くても後から補正できますが、音は後から作り直せません。登壇者の声が拾えていない映像は、どれだけ画がよくても使えなくなります。ここを節約して失敗すると、撮影自体がやり直しになります。
見積もりを取る前に決めておきたいこと
以下が決まっていれば、やり取りの往復が減り、初回の提案で精度の高い金額が出てきます。逆に、ここが曖昧なまま相談すると「幅のある概算」しか返ってきません。
- 開催日と会場(場所が決まっていれば移動費まで含めて出せます)
- 参加人数と会場の規模(必要なカメラ台数の判断材料になります)
- 撮影の開始と終了の時刻(拘束時間の目安になります)
- 撮りたい場面(ステージだけか、懇親の様子や表情も残したいか)
- いつまでに必要か(当日上映が必要かどうかで構成が変わります)
- 納品後の使い道(社内共有、採用サイト、SNSなど。用途で尺と形式が変わります)
すべてが決まっている必要はありません。ただ、この6つのうち上3つが決まっているかどうかで、返ってくる見積もりの精度はかなり変わります。
参考:実際の料金例
金額の感覚を掴んでいただくために、当社が運営する企業イベント専門の映像制作サービス「EVENT FILMS EXPRESS」の料金を公開します。すべて税抜で、カメラ台数・撮影内容・拘束時間によって変動します。
撮影から編集まで依頼する場合
| プラン | 料金 | 納期 |
|---|---|---|
| イベント動画 撮影・編集プラン | ¥160,000〜 | 約2〜3週間 |
| 即納編集プラン | ¥148,000〜 | 当日〜3営業日 |
| 当日上映(撮って出し)プラン | ¥178,000〜 | 当日中に会場で上映 |
素材がある、または事前に作る場合
| プラン | 料金 | 内容 |
|---|---|---|
| イベント集客・告知映像制作 | ¥48,000〜 | SNS広告や告知用のショートPV |
| 展示会・ブース放映用映像 | ¥88,000〜 | 会場でのループ再生用 |
| アフタームービー・総集編 | ¥88,000〜 | 撮影データを支給いただき編集 |
| 演出映像制作 | ¥180,000〜 | オープニング、ノミネート、アタック映像など |
追加で依頼できるもの
| サービス | 料金 |
|---|---|
| SNSハイライト制作 | ¥30,000〜 |
| スポット動画撮影 | ¥80,000〜 |
| スチール撮影 | ¥80,000〜 |
| ライブ配信 | ¥178,000〜 |
EVENT FILMS EXPRESS について
BlueFlame株式会社が運営する、企業イベントに特化した映像制作サービスです。入社式・全社キックオフ・表彰式・カンファレンス・展示会・周年記念など、企業の節目の映像を撮影から編集、当日上映まで一気通貫で対応しています。
- 当日上映に対応 — 撮影した映像をその場で編集し、イベントのフィナーレで上映します
- 最短3日の即納 — 通常納品を待てないスケジュールにも対応します
- 英語・グローバル対応 — 外資系企業や国際カンファレンスの実績があります
- 全国対応 — 開催地を問わず伺います
ヒアリングと見積もりは無料です。問い合わせから通常3〜5営業日以内に見積もりを提出します。急ぎの場合は最短即日でも対応します。「まだ何も決まっていないが予算感だけ知りたい」という段階の相談も承っています。
企業イベントの撮影・編集・当日上映を承っています。
ヒアリング・お見積もりは無料です。「こんなことできる?」という段階でも構いません。